PCデポの戦略子会社イージェーワークス(野島隆久社長)は3月1日、インタードットネット(村野雄一社長)からインターネットプロバイダ「リムネット」の営業権を譲り受けたと発表した。
イージェーワークスは、2000年4月からインターネットプロバイダ「ejnet/イージェーネット」を運営しており、PCデポに来店するパソコン初心者ユーザーにその場で接続アカウントおよびメールアドレスを発行し、パソコン無料設定などの特典を付加した会員募集方法で会員数を伸ばしている。
インタードットネットは、長年にわたり「リムネット」を運用していたが、今後、ワールドワイドな企業方針のなか、経営基盤を企業向けマネージドサービスプロバイダ事業に集中し、プロバイダ事業は切り離してイージェーワークスへ譲渡することにした。
これにともない、イージェーワークスは、同社が運用するプロバイダ会員数を大幅に増加し、さらなるスケールメリットを図っていく考え。中小プロバイダ運用のスペシャリストとして、中小プロバイダとの提携・協業や、きめ細かなサービスの提供を通じて規模拡大を目指す。
また、インフラおよびサポート体制などを、従来から運営しているインターネットプロバイダ「ejnet/イージェーネット」と統合することで、さらなる運用の効率化を図り、より良いサービスをユーザーに提供できる体制を整えていく。
なお、メールアドレス、サービス内容、利用料金などは現行のまま運用できるため、会員には迷惑をかけることなくサービスを継承維持することができるとしている。
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