日本ユニシス情報システムは2月26日、ゴルファーのプレーを支援するサービス「Green Attacker:グリーンアタッカー」(仮称)の提供を4月1日に始めると発表した。同サービスは、ビルコンが開発したゴルファー向けの携帯端末Walkalongに日本ユニシス情報システムのソフトウェアを組み合わせ、ゴルフコース用ナビゲーションシステムを実現するもの。ゴルファーがいるコース上の位置をGPSで取得し、目標までの距離をWalkalongに表示する。
ゴルファーが(キャディを付けない)セルフプレーを行うと、目標が分かりにくいホールレイアウトやミスショットなどにより、目標までの正確な距離が判断できない状況に陥ることがよくあるという。また、ゴルフコースの距離表示が不正確な例もまれにある。
グリーンアタッカーを使用すると、キャディの助けを借りずに目標までの正確な距離を把握できる。「ゴルフコースは新たな投資をすることなくセルフプレーにおけるサービス充実を図れる上、ゴルファーのセルフプレーへの移行も期待できる」(日本ユニシス情報システム)
グリーンアタッカーの利用を希望するゴルファーは、プレー当日にゴルフコースからWalkalongの貸与を受ける。使用料は500円という。
日本ユニシス情報システムでは、2005年中に首都圏のゴルフコース200カ所への導入を目指す。さらに同社は、導入コース数が200カ所を越えた時点で、ゴルファー向けに「グリーンアタッカー パーソナル」の提供を開始する。グリーンアタッカー パーソナルの機能は以下の通り。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」