BMCソフトウェア(藤野雅俊社長)は2月25日、サービスデスク市場で初のITIL準拠アプリケーションRemedy「IT Service Management Suite 5.6(ITSM Suite)」、およびビジネスアプリケーション構築プラットフォーム「Action Request System6.0(AR System)」を発表した。
「ITSM Suite」は、IT資産のライフサイクル全体を管理するサービス・マネジメント・ソリューション・スイートで、
の4つのアプリケーションで構成される。データベースを共有することでデータの整合性を保つことができ、リアルタイムのデータ交換が可能となる。
また、IS部門の業務サポートに必要なデータ登録画面やプロセスを兼ね備えているため、短期間での導入・使用開始を実現する。なお、アプリケーション稼働用には「AR System」が必要。
適応業務は、ITサービス部門および予算管理部門における、ヘルプデスク、アセット管理、変更管理、サービスレベル管理の各業務で、出荷開始は3月から。
「AR System」は、企業内のさまざまな業務プロセスの自動化を強力に支援するビジネスアプリケーション構築プラットフォーム。特徴は、
――など。
新バージョンでは、アプリケーションを開発するにあたり、「サーバ固有のアプリケーション」にするか、「複数のサーバ間で自由に移動できるアプリケーション」にするかを事前に設定できるようになった。さらに、データの自動アーカイブ機能を追加し、アーカイブのための個別のワークフロー開発が不要になったほか、ユニコードDBをサポートすることで、汎用性を高めている。
適応業務は、カスタマーサポート、コールセンター、営業支援システム、マーケティング支援システム、システム運用監視システム、ヘルプデスク、受注管理システムなど。ライセンス価格は3ユーザー340万円からで、2月25日から出荷を開始した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス