NEC、NECシステム建設、凸版印刷、ワイイーシーソリューションズ(YEC)の4社は、無線ICタグ(RFID)を活用した駐輪場管理システムを共同開発し、全国の自治体向けに販売することで合意した。4社が2月25日に明らかにしたもの。販売開始は2005年度の予定。
同システムは、自転車の所有者IDコードを登録したRFIDを自転車に取付け、それを駐輪場入り口のゲートで自動的に読み取る。収集した情報は管理者のモニタパソコン上で確認できるので、駐輪場の管理業務を効率化できるという。また、自転車が盗難されたり放置されたりした場合には、係員の情報端末から所有者に電子メールなどで通知することも可能となる。
4社は同事業を推進するにあたり「e-自転車対策事業化コンソーシアム」を設立し、関東近辺の地方自治体からの参加を募ってシステムの実証実験を行うとしている。実験にはNTTドコモが協力する。同コンソーシアムにおける5社の主な役割は以下の通り。
なおNECは、2月26日、27日に東京国際フォーラムで開催される「都市再生/環境フォーラム」で、同システムのデモンストレーションを行う。
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