日本ヒューレット・パッカード(日本HP、樋口泰行社長)と日本ボルチモアテクノロジーズ(東 保孝社長)は2月24日、アイデンティティ管理製品の分野で提携したことを発表した。
今回の提携は、03年に米HPが英ボルチモアテクノロジーズPLCからアイデンティティ管理製品「SelectAccess」の資産を買収、同製品を運用管理ソフトウェア「HP OpenView」ファミリーに統合し、「HP OpenView Select Access」として提供開始したことを受けたもの。これに基づき、日本HPは、日本ボルチモアと「SelectAccess」について販売代理店契約を締結し、同製品を「HP OpenView」製品ファミリーに追加した。価格は352万8000円(1000ユーザー)から。
今回、提供開始する「HP OpenView Select Access」は、企業内外のポータル、Webサイト、アプリケーションなど複数のシステム間において認証や認可情報を一元的に管理するとともに、「HP OpenView」と統合することで、ユーザー認証からディレクトリサービス、Webサービスまでの連携が可能となり、より安全に企業情報やWebサービスにアクセスすることが可能となる。また、ユーザー統合が容易になるため、新しいサービスを創出することもできる。
主な特徴は、
─―など。
今後、既存の「SelectAccess」ユーザーは、最新技術に対応したアイデンティティ管理製品を継続して利用できるほか、ボルチモアのアイデンティティ管理製品に対する技術知識と経験に、日本HPの包括的な技術力とサポート力が加わることで、より信頼性の高いIT構築が可能となる。
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