ノベル(吉田仁志社長)は2月19日、高度なサービス統合で全社的なITコストの大幅軽減を可能にするITサービスプラットフォーム「Novell NetWare 6.5」を2月23日から出荷開始すると発表した。価格はオープンプライス。
「Novell NetWare 6.5」は、ネットワークリソースや情報リソースに対して安全なノンストップアクセスを提供するITサービスプラットフォームで、企業の支店や事業所のサーバを統合し、サーバ、ユーザー、データバックアップなどの完全な集中管理を実現する。
今回のバージョンでは、支店レベルのファイルサーバを代替するだけでなく、本社からの完全な集中管理下に置くことのできるプロキシ・アプライアンス・サーバ「Nterprise Branch Office」を搭載。これによって、従来、支店内の複数台のNTサーバによってカバーしていた機能を、1台の安価なハードウェアで実現することができる。
また、支店におけるデータはすべて中央ストレージにまとめられるため、支店レベルでのバックアップや冗長化が不要になるとともに、支店のデータは複製によって本社との間で二重に保管され、万が一「Branch Office」に障害が起きた場合でも、本社のNetWareサーバにアクセスすることで業務継続が可能となる。
さらに、WindowsやMacintosh、LinuxやHTTPなど多様なファイルアクセスプロトコルをサポートしており、ユーザーは、クライアントコンピュータの種類にかかわらず、インターネット経由で安全に必要な業務データにアクセスすることができる。
このほか、
─―などの新機能を装備している。
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