傳田アソシエイツは2月19日、秘密分散情報管理ソリューションの開発/販売事業を手がける子会社トラステッドソリューションズを同日付けで設立し、営業を始めたと発表した。傳田アソシエイツが同社のTrusted Solutions事業を新会社として独立させたもの。
トラステッドソリューションズは、オープンネットワークを介したエンド間の相互認証や安全なデータ共有を実現するソフトウェアSplitSafeの開発/販売/サービス提供を2004年6月に開始する。資本金は4500万円。代表取締役会長は、元インテル会長で傳田アソシエイツ代表取締役社長の傳田信行氏が務める。
開発するソフトウェアの基盤である秘密分散法とは、データを暗号化しながら複数に分散保存することで保護する手法。「同手法をソリューションとして実装するのは当社が世界で初めて」(傳田アソシエイツ)という。
ソリューションの開発は、日立ケーイーシステムズと共同で行った。また、秘密分散モジュールはグローバルフレンドシップのGFI電子割符を使用する。
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