日本電気(NEC)は2月10日、インターネットを活用し、コンビニエンスストアやスーパーなど小売店を対象とする店頭マーケティング支援サービスでドゥ・ハウスと提携したと発表した。
今回の提携の結果、NECが運営するISP「BIGLOBE」で展開しているオプトインメール「インフォチョイス」とドゥ・ハウスのメールマーケティングのノウハウを組み合わせた店頭マーケティング支援サービスを開始する。主な対象企業は、大手食品、日用雑貨、化粧品、トイレタリーなどの消費財メーカー。ドゥ・ハウスは、メールマーケティングやクチコミプロモーションなどの生活者参加型プロモーションに豊富なノウハウを持つ。
このサービスでは、購買者にインセンティブを提供するなど、ユーザーの興味を演出するメールマーケティングで購買への誘導を図るほか、把握したユーザーレスポンスを他社に先駆けてプロモーション展開に反映させることが可能。インフォチョイスの会員は全国に115万人おり、70以上のジャンルにわたる蓄積されたデータを活用できる。
BIGLOBEでは、消費財流通におけるマーケティングに強みを持つドゥ・ハウスのノウハウを活用し、メールマーケティング事業の強化を図る方針。両社は今後もノウハウを補完しあい、より精度の高いマーケティングソリューションを共同展開していく予定で、初年度1億円の売上を見込んでいる。
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