日本ヒューレット・パッカード(日本HP、樋口泰行社長)とマイクロソフト(マイケル・ローディング社長)は2月3日、両社の戦略的長期提携関係であるFrontline Partnership(FLP)に基づき、中堅・中小事業所戦略を強化し、ISVパートナー支援制度「FLP:ISVパートナープログラム」を開始すると発表した。
同プログラムは、中堅・中小市場向けにビジネスソリューションを提供しているISVを対象に、企画から販売支援、導入・保守まで包括的なサポートを体系的に両社で提供するもの。プログラムに加入したISVは、自社の業務アプリケーションについて、「Microsoft Windows Server System」と業界標準高性能IAサーバー「HP ProLiant」に関する技術支援を受け、両社と共同でのマーケティング展開が可能になる。
これによって、ISVは最新の環境で自社ソリューションの動作検証を実施でき、ソフトウェア製品とハードウェアの構成が一体となった推奨構成を販売パートナーやユーザーに提示できるようになる。また、検証済みの自社ソリューションをカタログに掲載し、セミナーなどを通じて販売パートナーに広く公開するなど、販売パートナーのシステム提案のスピード化を支援することができる。
日本HPとマイクロソフトは、同プログラムにおいて、両社の支援窓口を一本化し、専門チームが対応にあたる。これにより、ISVが信頼性の高い最適なソリューションをユーザーに提供し、新規ビジネスを獲得できるよう総合的に支援していく。具体的には、
――などを実施する。
なお、「FLP:ISVパートナープログラム」には、「HP ProLiant」と「Windows Server System」を活用したソリューションを販売するISVであれば無料で登録できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス