日立、香港ソクネットと提携し中国の電気/電子部品サプライヤー情報を提供

ニューズフロント2004年01月16日 16時01分

 日立製作所は、香港の日系インターネットコンテンツ会社SokNet PlanningとEマーケットプレイスの情報提供サービスについて協業することで合意した。日立が1月16日に明らかにしたもの。これにより両社は、まず日立のEマーケットプレイスであるTWX-21において、中国の華南/華中地域の電気/電子部品サプライヤー情報を提供するサービスを1月20日に始める。利用料は1拠点当たり月額2万円。

 TWX-21は、日立が日本国内で運営しているEマーケットプレイス。電気/電子製造業を中心に1万6100社が参加しており、「国内最大級の規模を持つ」(両社)。受発注などの電子データ交換、生産情報共有、間接材集中購買サービスなど、さまざまなサービスを提供する。一方SokNetは、日系企業向けの電子部品調達用ウェブサイトreversetrade.comを1998年に開設し、華南/華中地域の約5万社のサプライヤー情報について、検索や部品公開見積サービスなどを提供している。

 この協業合意により、両社はTWX-21とreversetrade.comを連携させ、華南/華中地域の電気/電子部品サプライヤーの情報を提供する。同サービスを利用すると、同地域のサプライヤーや部品の検索が容易になり、安価な部品調達が可能になるという。「TWX-21のユーザーが中国で現地生産している場合は、製造地に近い現地サプライヤーからの部品供給が図れるため、原価低減や納期短縮などの効果が得られる」(両社)

 今後両社は、部品調達に関するサプライヤーとの折衝や契約時のノウハウ提供など、TWX-21ユーザー向けサービスの検討を進める。

日立製作所のプレスリリース
SokNet Planning

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