NECは1月6日、電子投票やインターネットアンケートなどにおいて秘匿性を確保するためのミドルウェアdigishuff-Proの販売を開始した。価格は400万円。今後3年間で50システムの販売を見込んでいる。
digishuff-Proは、電子投票やインターネットアンケートにおいて、投票や回答の内容を高度な暗号化技術により多重に暗号化するほか、取得したデータを複数回シャッフル(順番入れ換え)して回答者と個々の回答を切り離すことにより、投票やアンケートにおけるプライバシーを確保する。
また、データのシャッフル時や暗号データを復号する際に第三者が不正の有無を検証することも可能だ。NECのインターネットマーケティングソフトACTIVECRとの連携モジュールを標準装備しており、これらをサービスを迅速に開始できる。
NECの労働組合では、digishuff-Proを活用して組合員2万6000人を対象に年3〜4回の組合執行委員選挙の投票や社員へのアンケートを実施する予定だ。
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