日本IBMと日本電通、パソコン向け指紋認証サービスを共同提供

ニューズフロント2003年12月24日 15時44分
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 日本IBMと日本電通は12月24日、集中管理可能な指紋認証対応セキュリティサービスの提供を同日より始めると発表した。同サービスを利用すると、10万人規模のユーザー認証を一元的に管理できる。

 同サービスは、日本IBMのグループウェアLotus Notesなどの起動時の認証、ウェブページへのアクセスの認証と履歴の管理、りん議決裁システムや勤怠管理システムなど、既存のシステムに指紋認証技術を導入するもの。スタンドアロンパソコンの起動時やログオン時に指紋認証で本人確認を行う基本機能に加え、ネットワーク上にある指紋認証サーバによるユーザー履歴の集中管理機能も用意する。

 基本機能を提供する「指紋認証クライアント基本導入サービス」は、「指紋認証ユニット」(1万9800円)と「初期導入サービス」(5000円)で構成する。また「拡張サービス」として、ウェブ認証管理、勤怠管理システムなど各種アプリケーションの認証管理、ログオン履歴管理などの機能も用意している。価格は個別見積もり。例えばLotus Notesの起動時の認証管理(100ユーザー)の場合、料金は160万円から。

 サービスの提供は、指紋認証技術に経験のある日本電通の支援を受け、日本IBMが行う。指紋認証用の機器には、ディー・ディー・エス(DDS)の指紋認証ユニットを利用する。同ユニットの特徴は以下の通り。

  • 周波数解析法というDDS独自の認証技術を用いているため、指紋登録時の本人登録拒否率が「他手法だと平均1%〜3%のところ、当手法では約0.1%と極めて低い」(日本IBM、日本電通)
  • 線で指紋情報を捉えるスイープ型センサーを利用しているため、面で指紋情報を捉える従来のエリア型センサーと比較し、小型でコストも安い

日本IBMのプレスリリース
日本電通

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