富士通は12月16日、12.1型液晶画面を採用した企業向けタブレットPC、FMV-STYLISTIC TB10の販売を同日より始めると発表した。動作周波数1GHzの超低電圧版Pentium MプロセッサであるIntel 855GMEチップセットを搭載し、データ転送速度約2.7GbpsのPC2700 DDR SDRAMに対応するなど、「システム全体の処理性能を大幅に向上させた」(同社)。希望小売価格は27万6000円とし、12月下旬に出荷を開始する。
大きさは従来モデルと同じ厚さ20.9mm(最薄部)、横幅220mmを維持しながら、12.1型液晶を採用して大画面化を図った。IEEE802.11a/b/g対応の無線LAN機能はダイバーシティアンテナで受信感度を高め、ギガビットEthernet用LANインターフェースも搭載する。
標準バッテリーで約5時間、別売の大容量バッテリーを使うと約7.5時間の使用が可能。サスペンド状態でバッテリ交換が行えるので、アプリケーションを終了することなく、より長い時間バッテリーで運用できる。80万通りを超える組み合わせが設定可能なセキュリティボタンや、スマートカードによる本人認証など、企業で必要とされるセキュリティ機能も搭載している。
FMV-STYLISTIC | |
---|---|
そのほかの主な仕様は以下の通り。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス