ツーカー、骨伝導スピーカーを搭載した携帯電話機を発表

ニューズフロント2003年12月09日 15時22分

 ツーカーセルラー東京、ツーカーホン関西、ツーカーセルラー東海のツーカーセルラーグループ3社は12月9日、骨伝導方式スピーカー、Sonic Speakerを搭載する三洋電機製の携帯電話機、TS41を発表した。骨伝導方式とは頭がい骨などを通じて聴覚器官に音を振動として伝えるもの。同製品では通常のスピーカーとは別に骨伝導方式のスピーカーを「世界で初めて」(同グループ)搭載しているので、騒音のある場所でも通話内容が聞き取りやすいという。価格はオープンとし、グループ各社が12月下旬以降に順次発売する。

 T41の主な特徴は以下の通り。

  • 電話機能やメール機能など普段よく使う機能だけを大きな文字で表示するので、目的の機能を簡単に見つけられる
  • Sonic Speakerをきょう体背面に装着しているため、電話機を閉じた状態でも通話できる。さらに、閉じたままでも発着信の操作ができるよう、背面にも操作ボタンと通話相手確認用の画面を備える
  • 日本語入力システム、Advanced Wnnを採用。単語の最初の数文字を入力するだけで変換候補など表示したり、その後に入力する文字を予測表示したりするので、少ないキー操作で簡単に文章を入力できる

 そのほかの主な仕様は以下の通り。

  • 大きさ:47mm(幅)×88mm(高さ)×27mm(厚さ)
  • 重さ:98g(バッテリー装着時)
  • 連続通話時間:約140分(通常スピーカー使用時)、約130分(Sonic Speaker使用時)
  • 連続待受け時間:約400時間
  • 充電時間:約110分
  • きょう体色:シルバー、ピンク、レッド
  • 画面:TFTカラー液晶、6万5536色、2.1インチ(メイン)、1.0インチ(サブ)
  • 対応ネットワークサービス:EZweb
  • データフォルダー容量:最大500Kバイト(最大400件)

ツーカーセルラー

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