シャープ、最大11時間駆動の軽量・薄型ノートPC、CPUに「Efficeon」搭載

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 シャープ(町田勝彦社長)は12月8日、世界で初めてノートPCにトランスメタ社のCPU「Efficeon」を搭載した「Mebius MURAMASA」の新製品「PC-MM2-5NE」を04年1月2日から発売すると発表した。

 従来比約1.4倍の高速処理を実現し、標準バッテリー搭載時には質量約910gで最厚部が20mmを切る軽量・薄型モバイル。別売大容量バッテリーを装着(質量約1170g)には、最大11時間の長時間駆動ができる。

 企業ユーザー向けのカスタムメイドモデルとしては、ワイヤレスLANの有無やバッテリーサイズ3種、OS2種などを選べる「PC-MM2-1シリーズ」も用意し、04年1月23日から出荷を開始する。同社では、「新MURAMASAをサブマシンとしてではなく、メインマシンとして活用してもらう」(パソコン・モバイル事業部)と、ビジネスからプライベートまで幅広い用途の活用を見込む。

 新MURAMASAは、標準バッテリー(約3.5時間駆動)の搭載時に約910gで最厚部約19.6mmのフラットボディーを実現し、CPUに「Efficeon TM8600 1.0GHz」を採用したことで「各種ソフトの起動時間も早くなる」としている。さらに、使用状況にあわせて駆動時間を40%アップできる「MOBILEスイッチ」を装備し、スイッチの切り替えで画面輝度やCPUの処理速度をワンタッチで変更できる。

 また、前バージョンと同様にオフィスや家庭のパソコンとデータ連携ができるクレードルを標準装備。電源オフのままクレドールにPCをセットすれば、USB接続したPCの外付けハードディスクとして使用できる。外出先では、「DirectHD専用ケーブル」(別売)で直接デスクのPCと接続できる。

 今回、トランスメタ社製のCPU「Efficeon」を初めて搭載した理由については、「他社製に比べ、とくに供給面で不安はない。CPUの負荷に応じて動作周波数や電圧を切り替える制御を可能にし、ノートPCのパフォーマンスを最大化するトランスメタ社独自のCMS(Code Morphing Software)やLongRunの統合技術が、技術面で最適と判断した」としている。

 実売価格は、コンシューマ向けの「PC-MM2-5NE」が18万円前後、企業向けのカスタマイズモデル「PC-MM2-1シリーズ」が16−21万円を想定している。

シャープ

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