ソニーコミュニケーションネットワークは12月8日、同社のインターネットサービス、So-netで定額制の音楽配信サービス、Wonder Jukeの提供を始めると発表した。まず12月18日にポップス系アーティストの楽曲1万曲の提供を開始し、12月22日よりWonder Juke Classicとして約1000曲のクラシック音楽の配信を行う。
Wonder Jukeは、通信レート128kbpsという「音楽CD並みの高音質」(同社)で配信する。楽曲の提供パターンは以下の3種類。
Wonder Jukeでは、英国放送協会(BBC)が過去に放送したライブ音源や、英国のインディーズ楽曲、欧州やブラジルのレーベルなどから楽曲を提供する。扱うジャンルは、パンク /オルタナティブ、ロック/ポップ、ラップ/ヒップホップ、R&B/ソウル/ブルース、テクノ/ダンス、ジャズ/フュージョン、フォーク/カントリー、ヴォーカル、レゲエ、ブラジル、ワールド、ニューエイジ/イージーリスニング、サウンドトラックの13種類。
一方Wonder Juke Classicでは、東京フィルハーモニー交響楽団による定期演奏会のほか、クラシック音楽レーベルNAXOSの楽曲などを用意している。「東京フィル定期演奏会の音源は、ほとんどがコンサート以外で未発表の楽曲」(同社)。扱うジャンルは、NAXOSコレクション、管弦楽曲(交響曲)、協奏曲、室内楽曲、器楽曲、オペラ、声楽曲、映画音楽、音楽史、その他、作曲家別の11種類。
Wonder Jukeは12月31まで、Wonder Juke Classicは2004年1月31日まで無料で提供する。有料化後の利用料は、いずれもSo-net接続会員が月額480円、非会員が880円。
なお対応OSはMicrosoft Windows 98以上で、Macintoshプラットフォームでは利用できない。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」