So-net、定額制の音楽配信サービスを発表、ポップス1万曲/クラシック1000曲を用意

ニューズフロント2003年12月08日 16時11分

 ソニーコミュニケーションネットワークは12月8日、同社のインターネットサービス、So-netで定額制の音楽配信サービス、Wonder Jukeの提供を始めると発表した。まず12月18日にポップス系アーティストの楽曲1万曲の提供を開始し、12月22日よりWonder Juke Classicとして約1000曲のクラシック音楽の配信を行う。

 Wonder Jukeは、通信レート128kbpsという「音楽CD並みの高音質」(同社)で配信する。楽曲の提供パターンは以下の3種類。

  • RADIO:
     レーベルや音楽ジャンル、季節ごとのテーマ、音楽評論家による選曲など、さまざまな切り口でチャンネルを選び、ラジオを聴く感覚で楽曲を選択できる
  • JUKE:
     希望する曲をジャンル、アーティスト、曲名などで検索して聴くことができる。検索結果を登録すると、自分用の再生リストを作れる
  • MAGAZINE:
     アーティスト情報や音楽評論家によるコラムなど楽曲にまつわる情報を提供する。紹介されている曲の再生も可能

 Wonder Jukeでは、英国放送協会(BBC)が過去に放送したライブ音源や、英国のインディーズ楽曲、欧州やブラジルのレーベルなどから楽曲を提供する。扱うジャンルは、パンク /オルタナティブ、ロック/ポップ、ラップ/ヒップホップ、R&B/ソウル/ブルース、テクノ/ダンス、ジャズ/フュージョン、フォーク/カントリー、ヴォーカル、レゲエ、ブラジル、ワールド、ニューエイジ/イージーリスニング、サウンドトラックの13種類。

 一方Wonder Juke Classicでは、東京フィルハーモニー交響楽団による定期演奏会のほか、クラシック音楽レーベルNAXOSの楽曲などを用意している。「東京フィル定期演奏会の音源は、ほとんどがコンサート以外で未発表の楽曲」(同社)。扱うジャンルは、NAXOSコレクション、管弦楽曲(交響曲)、協奏曲、室内楽曲、器楽曲、オペラ、声楽曲、映画音楽、音楽史、その他、作曲家別の11種類。

 Wonder Jukeは12月31まで、Wonder Juke Classicは2004年1月31日まで無料で提供する。有料化後の利用料は、いずれもSo-net接続会員が月額480円、非会員が880円。

 なお対応OSはMicrosoft Windows 98以上で、Macintoshプラットフォームでは利用できない。

ソニーコミュニケーションネットワークのプレスリリース

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