東芝は12月4日、タブレットPCの新製品「dynabook SS M200」を12月5日に発売すると発表した。
「dynabook SS M200」は、企業向けに使い勝手の向上を図った点が大きな特徴で、内蔵の加速度センサーがパソコン本体の傾きを感知し、液晶画面の縦・横のどちらを下にして使っているかを判断する。これによって、画面の向きを変えても、ボタンを1度押すだけで、表示中の画面をユーザーが見ている向きに切り換えることができる。
また、加速度センサーが振動を感知してアラームを発するように設定することで、パソコン本体の不正な持ち出しを防ぐ「簡易セキュリティ機能」を実現するほか、パソコン本体を縦方向、もしくは横方向に振ることで、指定したアプリケーションソフトを起動するように設定できるなど、手に持って使うことの多いタブレットPCの操作性を大幅に向上している。
手書き入力を行う液晶部の保護パネルには、従来のポリカーボネートと比べて約半分の薄さのガラス素材を採用することで、ペン先と画面に表示されるカーソルの間に生じる「ズレ」を抑え、入力のしやすさを向上。さらに、液晶ディスプレイ部を180度回転できるコンバーチブルタイプの設計を採用しており、ノートPCとタブレットPCのいずれの形態でも利用することが可能。
このほか、
──など、独自の機能を加えることで、「Microsoft Windows XP Tablet PC Edition」の使い勝手の向上を図っている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス