東芝は12月1日、12.1型液晶搭載のノートPCにおいて、世界最軽量と長時間駆動を両立した個人・家庭向けモバイルノートPCの新製品2モデルを12月5日から順次発売すると発表した。
今回発売するのは、「dynabook SS SX/210LNLN」および上位モデルとなる「同/210LNLW」の2製品。従来モデル「dynabook SS S9シリーズ」と比較して、基板面積を約30%、部品点数を約17%削減することで、12.1型液晶搭載のノートPCとして、世界最軽量の質量約995g(「210LNLW」は約1.1kg)を実現した。両製品ともデジタルノートソフトウェア「Microsoft Office OneNote 2003」を搭載している。
また、「超低電圧版Intel Pentium Mプロセッサ 1GHz」、メモリ256MB(最大1280MB)、20GBハードディスク(「210LNLW」は40GB)を内蔵するなど、モバイルノートPCとして十分な基本性能を備えながら、約5.4時間(「210LNLW」は約5.0時間)の長時間バッテリ駆動を実現したほか、USB2.0×3ポートに加え、PCカードスロット、SDカードスロット、モデム・LANインターフェイスを搭載し拡張性にも優れている。
さらに、日常的に持ち歩くモバイルノートPCに不可欠な剛性面への配慮として、本体上面と底面の材質にマグネシウム合金を採用するとともに、外からの圧力を分散して吸収するために、液晶背面側の中央に曲線の凹凸をつけた「スプーンカットデザイン」を施している。
なお、今回、個人・家庭向けモデルとプラットフォームを共通化した企業向けモデルとして、HDD容量(20GB/40GB)や「ワイヤレスLAN機能」、OSの種類などを選択できるカスタムメイドメニューに対応した「dynabook SS 1600」も合わせて発売する予定。
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