Linuxの普及促進を図る非営利団体Open Source Development Lab(OSDL)と、同団体の日本支部であるオープン・ソース・デベロップメント・ラボ ジャパン(OSDLジャパン)はそれぞれ現地時間11月18日、NTTコムウェアがOSDLにメンバーとして加わったと発表した。
オープンソースに対する取り組みについて、NTTコムウェアの代表取締役社長である松尾勇二氏は以下のようにコメントする。「柔軟なシステム構築におけるオープンソースの重要性を、当社は早い段階から認識し、単なるオペレーティングシステムとしてではなく、ソリューションと捉えビジネス展開してきた。オープンソースを軸に活動する産学官共同プロジェクトや、オープンソースの地方自治体への導入推進と地方産業振興推進を目的とするNPOにも積極的に参加している」
今後同社は、「NTTグループ各社と連携してOSDLの活動を推進し、その成果を具体的なソリューションとして提供する」という。具体的には、「通信キャリア向けソリューション提供の実績を生かし、世界規模で推進するキャリアグレードLinuxおよびデータセンターLinuxの活動などに参加する」(同社)。
オープン・ソース・デベロップメント・ラボ ジャパンのプレスリリース
NTTコムウェア
Open Source Development Lab
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」