大塚商会(大塚裕司社長)、日本オラクル(新宅正明社長)、サイボウズ(高須賀 宣社長)の3社は11月11日、企業情報ポータル(EIP)システム構築ビジネスにおいて業務提携したことを発表した。
大塚商会と日本オラクルの2社は、すでにEIPビジネスにおいて業務提携していたが、今回、サイボウズとも提携することで、3社間での協業体制を強化していく方針。
これにともない、大塚商会では、
──を融合し、利便性と堅牢性を実現したEIPソリューションパッケージ「ガルーン powered by Oracle Collaboration Suite」を11月12日から販売開始する予定。価格は、100人の利用で約300万円から(ハードウェア除く)。初年度に100件の受注を目指す。
同ソリューションパッケージは、フロントエンドにEIP型グループウェア「サイボウズ ガルーン」を利用することで、親しみやすいポータルトップページの作成が可能となる点が特徴。また、バックエンドには、オラクル・データベースを基盤としたコラボレーションソフトである「Oracle Collaboration Suite」を利用することで、セキュリティを重視したデータ管理を可能にし、堅牢で安全なシステムを実現する。さらに、「Active Directory」との連携によるユーザーの一元管理も可能なため、既存システムとも容易に融合でき、ユーザーニーズに応じた柔軟なシステム構築を実現する。
なお、システム導入およびサポートの両方を大塚商会が担当することで、従来の複合システムで問題となっていた保守体制の連携の確立も可能となる。
3社は今後、同製品を中心に、既存のグループウェアユーザーおよびデータベースユーザーに対してEIPシステムを提案していく予定で、EIPシステムの提案および構築における技術協力や、セミナー/イベント出展などの販促活動に共同で取り組んでいく予定。
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