NECと中国の家電/電子部品企業である上海広電(集団)(SVA)は、中国上海市でTFTカラー液晶事業を手がける合弁会社、上海広電NEC液晶顕示器を設立した。NECが11月10日に明らかにしたもの。
上海広電NEC液晶顕示器の資本金は500億円で、出資比率はSVAグループが75%、NECが25%。TFT液晶製造に関する前工程からの一貫生産ラインを所有する中国初の企業という。液晶モニター、ノートパソコン、テレビ向け液晶ディスプレイモジュールの商品企画/開発/生産/販売を手がける。
大型ガラス基板(1100mm×1300mm)を採用する第5世代生産ラインを構築し、2004年10月の生産開始を目指す。同生産ラインの規模は、ガラス基板投入ベースで月産4万5000枚。設備投資額は約850億円を予定し、量産時の人員規模は約1200人という計画。
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