日本IBMは11月7日、Storage Area Network(SAN)環境下の異機種サーバ間でファイル単位のデータ共有を実現するソリューション、IBM TotalStorage SANファイル・システム(SFS)の出荷を11月14日より始めると発表した。
SFSを使用すると、SAN環境においてUNIXとWindowsなど異機種サーバ間でファイル共有を高速に行えるという。「物理的に離れた複数の場所にあるサーバのデータをローカルファイルのように扱うことができ、データファイルの目的別コピーを各サーバに置く必要がなくなる」(同社)。また空き領域や一時的に使用する領域を複数のサーバで共有することで、ストレージ資源の有効活用と総所有コスト(TCO)の削減が期待できる。
SFSは、SANファイル・システム・ハードウェア(4146-T30&1RX)と、SANファイル・システム・ソフトウェア(5765-FS1)で構成する。価格は、前者が741万円から、後者が660万円から。
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