日立製作所とマイクロソフトは11月7日、Windowsソリューション事業における協力関係を強化する方針を発表した。これに伴い、日立は両社の合弁会社であるネクスタイドからWindowsソリューション事業の譲渡を受け、同社のWindowsソリューション本部と統合する。なおネクスタイドは事業譲渡後に解散となる。
Windowsソリューション本部は、11月1日付けで情報・通信グループ内に新設した組織。「顧客ニーズの多様化と高度化が進展する大規模なミッションクリティカルシステムにおいて、幅広いオープン環境への取組みを強化し、Windowsソリューションの提供拡大を進める」(日立)ことが目的。マイクロソフトはネクスタイドに提供してきた技術サポートを継続させるとともに、Windows関連の最新技術/情報を日立へ提供するとしている。
さらに両社は関係強化策の一環として、Microsoft Windows Server 2003を中核とするWindows Server System製品群と、日立のディスクアレイサブシステム「SANRISEシリーズ」や統合システム運用管理ソフトウェア「JP1シリーズ」などを組み合わせて、大規模ミッションクリティカルシステムを構築するための連携を強める。また、データベースソフトウェアMicrosoft SQL Serverの次期バージョンであるYukon(開発コード名)や開発ツールVisual Studioの次期バージョン、Whidbey(同)などについても協力し、新しいソリューションの開発を共同で進めるという。
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