米NetCraftの発表によると、オープンソースバージョンのセキュア・コミュニケーション・コンポーネントであるOpenSSLを稼働しているウェブサーバのうち、最新のバグのないソフトウェアをつかっているのは、わずか3%に過ぎないという調査結果が出た。OpenSSLセキュアソケットレイヤーは、サーバとブラウザとの間で暗号化したセキュアなコミュニケーションを実現するソフトウェア。
この調査では、対象となったウェブサーバの半数近くで、サーバのセキュリティ機能を迂回してリモートから不正にアクセスできるバージョンのOpenSSLが稼働していることがわかった。但し、この調査結果には1点注意すべき点がある。OpenSSLを含むLinuxディストリビューションの多くは、バージョンナンバーをアップデートしないため、そのOpenSSLに脆弱性がなくても、あるように見えてしまうという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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