富士通は10月31日、中国において半導体の設計/開発/販売を行う現地法人「富士通微電子(上海)」を設立し、前日より営業活動を始めたと発表した。
これまで富士通の中国における同様の活動は、100%子会社のシンガポールFujitsu Microelectronics Asiaと、同じく100%子会社である香港のFujitsu Microelectronics Pacific Asiaが担当していた。上海で新会社を設立したことで、マイコンやASICを始めとする中国顧客向け半導体の開発をFujitsu Microelectronics Pacific Asiaの香港デザインセンターと連携させ、現地での対応を強化するという。
製造面では、前工程については中国内のファウンドリを、後工程については中国法人の南通富士通微電子を活用するなど、中国の国内で半導体の設計/開発/製造/販売までを一貫して行える体制を整えた。また中国で活動を展開している富士通メディアデバイスと富士通コンポーネントの現地法人は、新会社の営業所内に人員を集結させた。
新会社の概要は以下の通り。
富士通のプレスリリース
Fujitsu Microelectronics Asia
南通富士通微電子株式有限公司
富士通メディアデバイス株式会社
富士通コンポーネント株式会社
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