富士通FIP、ITインフラ運用を低コストで実現するITマネジメントサービス

 富士通エフ・アイ・ピー(大島 博社長)は10月24日、顧客の情報システムの運用を一括して行うITマネジメントサービス「PowerMSP」を10月から提供開始したと発表した。

 同社では、これまで、ホスティングサービスやハウジングサービスを中心にアウトソーシングサービスを提供してきた。今回、ITマネジメントサービス「PowerMSP」を加えることで、さらなる付加価値増大およびサービス拡充を図る方針。

 「PowerMSP」は、情報システム部門に負担のかかる経常業務を総合的にカバーするサービスで、

  1. 稼動監視・障害対応からシステムの改善提案など信頼性の高い運用を低コストで実現する「サーバマネジメント」
  1. SAP社の「R/3」の運用を行う「R/3マネジメント」
  1. セキュリティ対策や煩雑な作業をともなうIT資産管理を行う「アドバンストサービス」

 ──まで、豊富なメニューを用意している。

 監視だけでなく、発見された1次トラブルから2次トラブルへの対応までカバーし、トータルサポートを提供するため、ユーザーは、ダウンタイムの短縮やセキュリティレベル向上、運用コストの削減を図り、コア業務に集中することが可能になる。

 また、同社のアウトソーシング専用ビル(東京センタ)内に、ユーザーのシステム情報や障害復旧手順などを一元管理する集中管理システムを備えた「MSPセンタ」を設置し、24時間365日監視するほか、障害発生時には、常駐する専任のMSP-SEとユーザーの担当SEが連携し、障害の切り分け・一次対応・完全復旧へと、迅速に対応可能な体制を整備している。

 サービスの提供価格は、サーバー1台の24時間365日監視(死活監視、問い合わせ窓口、トラブル時電源オンオフ、セキュリティ情報提供)で4万5000円/月(初期費用別途)から。同サービスによる売り上げとして、今後2年半で40億円を見込んでいる。

富士通エフ・アイ・ピー

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