日立ソフトウェアエンジニアリング、住商エレクトロニクス、NTTコムウェアの3社とコンポーネントスクエアは10月21日、コンポーネントスクエアの提供するソフト部品向け管理/共有システムパッケージ製品、CSQ Component Manager(CCM)を3社が導入すると発表した。さらに、コンポーネントスクエアが運営するソフト部品マーケットプレイスと各社のCCMとを連携させる計画についても明らかにした。
これにより、すでにCCM導入とマーケットプレイス連携を行っているNECを含め、コンポーネントスクエアによるソフト部品共有の連携先は4社となった。
CCMを使うと、業務モデルとソフト部品を一括して管理/共有する仕組みの利用が可能となる。導入した4社は、まず社内でソフト部品の蓄積/共有を推進する。そしてCCMとマーケットプレイスを連携させ、市場に流通するソフト部品を社内からシームレスに検索/入手する環境を整える予定という。
なおCCMおよび同マーケットプレイスにおけるソフト部品のカタログフォーマットは、Enterprise JavaBeans(EJB)コンポーネントに関するコンソーシアムで策定した「コンポーネント仕様/品質公開情報規約」に準拠しているので、「標準的な仕様でシームレスなシステム間連携と情報共有が可能」(4社)である。
今後コンポーネントスクエアは、「連携先を増やし、近々マーケットプレイスで登録商品数を倍増させて100種類以上揃えることで、ソリューション選択の幅を広げる」としている。「導入各社におけるソフト部品の蓄積/共有を後押しすると同時に、CCMユーザー間のハブ機能として、Webサービスを活用したソフト部品流通を推進する」(同社)
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