日本IBMは10月20日、メインフレーム最上位モデルeServer zSeries990のLinux専用プロセッサの価格を約30%引き下げ1575万円からとし、同日より適用すると発表した。
zSeriesと仮想化ソフトウェアz/VMを組み合わせると、1台のサーバを複数の論理区画に分割し、数10個〜数100個のLinuxアプリケーションを稼動できるという。これにより、「各拠点に分散した複数台のウェブサーバやファイルサーバなどを1台のzSeriesサーバに統合することが可能となり、総所有コスト(TCO)低減が実現する」(同社)。さらに、「IBM BladeCenterとの組み合わせにより、アプリケーションやデータベースの統合から同一きょう体内統合まで幅広いサーバ統合の選択肢を提供でき、今後複雑化や多様化が加速するITインフラを単純化できる」(同社)という。
また同社は同日、長期的なメインフレーム戦略「IBMメインフレーム憲章 (Mainframe Charter)」についても明らかにした。同憲章は、「同社が推進するオンデマンド事業の推進やオートノミックコンピューティング機能の向上、スキルの確保やコミュニティーの育成を含め、今後の活動方針をzSeries顧客に約束する」(同社)ものである。これに従い同社は、
という3つの基本方針を示している。
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