富士通は10月15日、システムLSIの開発/設計を手がける新会社、富士通マイクロソリューションズを10月1日に設立したと発表した。新会社の目的については、「LSI事業分野において、デバイス技術に設計/ソフトウェア技術を加えたシステムLSIソリューション事業への転換を推進し、総合的なソリューションを顧客に提供すること」と説明している。
新会社は、富士通の通信部門グループ会社、富士通ディジタル・テクノロジのLSI設計開発部門と、富士通東日本コミュニケーション・システムズのソフトウェア/ファームウェア開発部門を基盤としている。システムLSIの開発や、ソフトウェア技術を使った応用システムの設計業務を通じて、富士通のシステムLSI事業をサポートするという。
資本金は約2億円で、富士通が全額出資する。従業員数は約320人。2003年度下期の売上高は約22億円を見込む。
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