NTT-X、第2回FTTHユーザの利用実態調査結果を発表

 インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」を共同で提供するNTT-Xと三菱総合研究所は、「gooリサーチモニター」に登録している消費者モニターのうち、自宅で光ファイバー回線を導入しているユーザ(以下FTTHユーザ)を対象に、「第2回FTTHユーザの利用実態調査」を実施したと発表した。

 総務省発表の「インターネット接続サービスの利用者数等の推移」によると、FTTHの加入数は今年1月末で約23万加入、8月末には約61万加入に増加し、今年に入り約2.5倍以上拡大してきている。今回の調査では、FTTHの利用に関する最新の実態を把握するため、FTTHを導入している「gooリサーチ消費者モニター」を対象に、平成15年8月13日(水)から8月18日(月)にかけてインターネットアンケートを実施し、1050人より有効回答を得た。

 今回発表された調査結果のポイントは以下のとおり:

  • 前回実施の調査結果と比較して、ADSLユーザがFTTHへ移行している比率が増加しており(20.1%→29.1%)、ナローバンドユーザがFTTHへ移行している比率が低下している(66.7%→55.4%)。この理由は、ADSLの回線速度に対するユーザの不満が原因となっている。
  • FTTHの実効速度は10Mbps以上が5割弱。そのうち20Mbps以上は2割弱を占めた。20Mbps超のADSLへの乗り換え意向をもつFTTHユーザは1%未満であり、当面、他の通信回線に移行する予定のないことが明らかになった。
  • ブロードバンドユーザで利用が広がりつつあるファイル交換ソフトについて尋ねたところ、利用しているユーザは1割程度だが、将来利用意向のあるユーザが4割を占め、今後増大する可能性がある。

調査結果の詳細

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