日本IBMは10月15日、動作周波数3.06GHzのIntel Xeonプロセッサを2個搭載可能なブレードサーバ、IBM eServer BladeCenter HS20モデル31Xの出荷を、10月29日に開始すると発表した。2ウェイ構成のブレードサーバとしては、「業界最高の処理能力を持つ」(同社)製品という。
BladeCenter HS20の新モデル31Xは、従来の製品に比べてプロセッサの動作周波数を高めることで、処理能力向上を図った。その結果、「ウェブトランザクションの処理性能を測るベンチマークテストSPECweb99_SSLで、同時接続アクセス数1304(RedHat Linux搭載時)を達成するなど、各種ベンチマークで業界最高クラスの処理能力を実証している」(同社)。
同モデルは最大8Gバイトのメモリを搭載できる。ギガビットEhternetを標準装備し、オプションでUltra320 SCSIハードディスク装置に対応する。オプションのファイバチャネルを使えばSANの利用も可能。
BladeCenter HS20は、高さ7U(約304mm)、幅444mm、奥行き711mmのラック型格納装置に最大14枚格納できる。同格納装置は、業界標準の42Uラックに最大6台入るので、1つのラックで84枚のブレードを提供できることになる。
同サーバの対応OSは、Windows Server 2003、Windows 2000、RedHat Linux Advanced Server2.1(Kernel2.4.9-e24)日本語版、SuSE Linux Enterprise Server 8(SP2a)、Turbo Linux Server 8(SP2a)。モデル31の価格は43万8000円。ラック型格納装置は58万8000円。
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