富士通は、企業向けデスクトップPC「FMVシリーズ」、および企業向けノートPC「FMV-LIFEBOOKシリーズ」のラインアップを一新、10月14日から販売開始した。
「FMVシリーズ」の新ラインアップは、全5シリーズ20機種。省スペース型「Cシリーズ」、コンパクトスリムタワー型「Eシリーズ」、ミドルタワー型「Wシリーズ」では、「Intel Pentium 4プロセッサ」と「Intel 865G」チップセットの採用によって、システム全体の処理性能を大幅に向上している。
また、ドライバーなどの工具を使わずに本体カバーを開閉できるイージーアクセスきょう体を採用したことで、ハードディスク、MOドライブ、PCIカードなどの増設が簡単にでき、拡張性の向上も図っている。さらに全機種で、同社独自のファン制御技術を採用。待機時27デシベル以下、「FMV-C610」では23デシベル以下の静音性を実現した。
カスタムメイドのメニューには、DVDマルチドライブやワイヤレスLANカードなどを追加し、ユーザーの多様なニーズに柔軟に対応する。価格は、省スペース型「FMV-C610」のカスタムメイド最小構成の場合、9万6800円。
「FMV-LIFEBOOKシリーズ」の新ラインアップは、全6シリーズ10機種。13.3型液晶搭載の大画面スリムモバイル「MG」シリーズでは、最新の「IntelR855GME」チップセット、高速LANインターフェイス「ギガビット イーサネット」を搭載するなど、最新テクノロジに対応し、システム全体の処理性能を大幅に向上した。
また、12.1型液晶搭載のB5ファイルモバイル「MT」シリーズには、「超低電圧版Celeronプロセッサ800AMHz」を搭載し、10.4型タッチパネルモデルも選択できるエントリ機「FMV-780MT5」を追加、多彩なモバイル用途に対応する。
A4機2シリーズ3機種では、「NA」シリーズにおいて、CPU選択カスタムメイドに対応し、「Pentium4プロセッサ-M 2.50GHz/2.20GHz」、「Celeronプロセッサ2GHz」を選択可能とした。「NU/B」シリーズでは、「Pentium4プロセッサ2.20GHz-M」、「Celeronプロセッサ2GHz」を採用。USB2.0インターフェイスを4ポート搭載している。
カスタムメイドのメニューについても、最新規格IEEE802.11gに対応したワイヤレスLANやDVDマルチドライブの選択など大幅に拡充した。価格は、A4エントリ機「FMV-720NU5/B」のカスタムメイド最小構成の場合、17万2300円。
なお、同社Webショッピングサイト「WEBMART」で提供している「FMVバリューライン」についても、要望の多いカスタムメイドメニューを拡充した省スペース型「CXシリーズ」1シリーズ2機種、およびA4機「NU/BX」シリーズ2機種を同時に販売開始する。
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