日本電気は、インテルの64ビットCPU「Intel Itanium2 プロセッサ6M」を搭載したサーバ「Express5800/1000シリーズ」、データベースソフトウエア「Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition(64-bit)」、およびSAN対応ディスクアレイ装置「Storage S2000シリーズ」の組み合わせにおいて、企業システムのトランザクション処理性能を測定する業界標準のベンチマークテスト「TPC-Cベンチマーク」を実施し、32CPU Windowsサーバとして世界最高性能となる1分あたり577,530トランザクション(tpmC)を達成したと発表した。
発表によれば、今回の世界最高記録は、「Windows Server 2003, Datacenter Edition for 64-bit Itanium-based Systems」を採用した環境において、今年4月23日、NECのExpress5800/1320Xc(米国モデル)が達成した514,034tpmCの最高記録を更新するものだという。
NECでは、この成果をふまえ、エンタープライズ領域向け基幹業務サーバのさらなる強化や拡大を推進するとともに、同社が有する先進テクノロジー「VALUMO(バルモ)」に裏づけされたハードウェア製品を提供していく、としている。同社は1999年に「Intel Itanium プロセッサ」を最大16個搭載したサーバ(開発コード名:AzusA)を世界で初めて稼動させるなど、Itaniumプロセッサファミリベースのサーバに関する取り組みでは実績があった。
今回の性能記録値および測定システム環境は以下の通り。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス