日本HP(樋口泰行社長)とウェブメソッド(小泉明正社長)は10月9日、日本HPの統合システム管理ソフトウェア製品「HP OpenView」の管理対象として、ウェブメソッドの統合ソフトウェア製品「webMethods Manager」を加えることを発表した。
これによって、ビジネスプロセスの可視化と管理を実現し、「webMethods」が実現する統合されたリアルタイムのビジネスプロセスの状態をサービスの観点から管理することで、可用性、パフォーマンスの高さを維持しながらビジネスプロセスを運用することが可能となる。
なお、「HP OpenView Operations」における「webMethods Manager」の管理は、11月1日から販売開始する「Smart Plug-infor webMethods」を利用することで可能になり、「webMethods Manager」が提供するサービスの可用性、ビジネス影響分析を画面上で一元的に管理できるようになる。価格は個別見積り。
両社はまた、日本でのサポートを強化するため、ウェブメソッドの日本ソリューションセンター(六本木)に、「HP OpenView/webMethodsソリューションサイト」を構築した。同ソリューションサイトにおいて「webMethods」で構築した統合環境(データベース、ERPなど)の障害、パフォーマンス管理の検証を共同で実施し、ビジネスプロセス統合管理環境の構築をサポートしていく。
今後は、両社の販売パートナーとの共同セミナーの開催などを通じ、同ソリューションの拡販を行っていく予定。
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