NECは、企業内のITサポート業務を支援するヘルプデスク効率化ソリューション「eSupport」を10月8日から販売開始した。価格は、サポート対象ユーザー数3000人の場合で2550万円から。今後3年間で100社のユーザー獲得を見込んでいる。
「eSupport」は、企業内のIT部門が社員を対象に行っているヘルプデスク業務や、PCの運用・管理業務における各種作業を効率化するPC管理基盤を提供することで、社員へのサービス向上とIT部門の業務効率化を実現するサービス。
今回、サービスの基盤ソフトウェアとして、米SupportSoft社の製品を活用。これによって、
──などを可能にした。
具体的には、あらかじめ設定した処理を自動的に行うプログラムを送信・実行する機能を利用することで、IT部門から社員のPCに対して、コンピュータウイルス対策用の修正プログラム適用の徹底や、全社共通のアプリケーションの配布・更新に関する作業を効率的に行うことができる。また、社員のPCで発生したトラブル対応の際に、社員のPC環境の「自動情報収集機能」や「リモート操作機能」を利用して、迅速で正確なヘルプデスク業務の実施が可能となる。
さらに、企業内における現状のITサポート体制やサポート業務プロセスを分析、改善提案するコンサルティングサービスによって、ユーザーごとに最適なPC管理方法を提案し、業務コンサルからシステム構築、運用に至る一連のサービスをワンストップで提供するほか、同社が自社内のPC管理運用で培った実績と経験をベースに、企業内のITサポート要員や社員に対する教育サービスを提供していく。
今後、「eSupport」の基本機能のほか、セキュリティ情報提供やセキュリティパッチの評価および適用の代行、システム運用のアウトソーシングなどのサービスを追加していく予定。
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