日本IBMは10月8日、物理的な衝撃からハードディスク装置(HDD)を守る機構「IBMハードディスク・アクティブプロテクション・システム」搭載ノートパソコンを含む6機種53モデルの販売を、10月15日より順次開始すると発表した。また同社は、現行モデルに対しプロセッサなどの機能強化を施した新型デスクトップパソコン2機種28モデルと、カスタマイズ専用デスクトップパソコン1機種1モデルの販売も始める。
ハードディスク・アクティブプロテクション・システムは、ThinkPad R50とThinkPad T41に採用した「業界初かつ当社独自の機構」(同社)。パソコンのメイン基板上に実装した加速度センサーでパソコン本体が落下するのを察知すると、読み書き中のHDDのヘッドを退避エリアに避難させ、ディスクの損傷やデータ損失の危険性を低減するという。
さらにThinkPad R50およびThinkPad T41は内蔵式HDDショック・アブソーバーを備えており、HDDに対する物理的な衝撃を和らげてデータを保護する仕組みも用意している。
同日同社が発表した新モデルは以下のとおり。日付は出荷開始日。
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