NECは、「iBestSolutions/BroadBand&Mobile」ブロードバンド&モバイル活用ソリューションにおいて、新聞や書籍、マニュアルなどの既存紙文書や電子文書などのドキュメントの配信から高速閲覧を総合的に可能とする「ドキュメント配信ソリューション」を新たに体系化、10月7日から販売活動を開始した。出荷開始は11月4日から。
新ソリューションは、既存の紙文書と電子文書を統合しドキュメントの配信・高速閲覧を実現するソフトウェア「DocumentSkipper」を中核製品として、次世代画像圧縮方式「JPEG2000」と、多重解像度を利用した高速画像配信技術を活用することで、図書館での書物の閲覧サービスからコールセンターでのユーザーの問い合わせに対応したマニュアルの確認まで、さまざまな業種・業態に対応する。
具体的には、紙ベースの保守や操作マニュアルが手元になくても、工場や出先などでインターネットを通じて見たいページだけを素早く表示し、該当のページを簡単に確認することができる。また、書籍・新聞・雑誌・広告・広報などの出版物では、印刷で使うイメージデータをそのままマルチユースすることができるため、容易にネットでのサービスが可能になり、印刷コストや輸送コストをかけずに、サービスの提供、拡大を図ることが可能。
主な特徴は、
――など。
価格は、1限定サーバーライセンス、5ブラウザライセンスの「DocumentSkipper スタートアップ」が30万円、1サーバーライセンスの「DocumentSkipper エンタープライスパック」が300万円など。
同社では、「ドキュメント配信ソリューション」について、今後3年間で300システムの販売を見込んでいる。
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