日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は10月7日、企業向けネットワーク機器群HP ProCurve Networkingのギガビット対応を強化すると発表した。その一環として同社は、ギガビットLANスイッチ「HP ProCurve Switch 2800シリーズ」を発表するとともに、既存LANスイッチ製品へのギガビットモジュール導入などを行う。
HP ProCurve Switch 2800シリーズは、HP ProCurve Switch 2824(10/100/1000BASE-T×20ポートと、miniGBICまたは10/100/1000BASE-Tを4ポート)と、HP ProCurve Switch 2848(10/100/1000BASE-T×44ポートと、miniGBICまたは10/100/1000BASE-Tを4ポート)の2モデル用意する。「全ポートがギガビットに対応するLANスイッチとしては、初めて高さ1U(4.4cm)のきょう体に最大48ポートを搭載する製品」(同社)。価格は60万円からとし、同日より販売を開始する。
また同社は、既存スイッチ製品用のギガビットモジュールも発売する。各モデルの価格と販売開始時期は以下の通り。
さらに、HP ProCurve Switch 4100シリーズのスイッチにギガビットモジュールを組み込んだ「HP ProCurve Switch 4100 ギガビット・モデル」についても明らかにした。価格は110万円からで、12月下旬に販売を開始する。
そのほかの発表内容は以下の通り。
無線LAN規格IEEE802.11b/gに対応するアクセスポイント。暗号化技術Wi-Fi Protected Access(WPA)や、IEEE802.3af準拠のPower over Ethernet(PoE)機能を備える。価格は11万3000円。同日より販売を開始する。
HP ProCurveスイッチなどを管理するためのソフトウェア。管理型のHP ProCurveスイッチ全製品に付属する。ネットワーク機器の自動検出とマッピングが可能。無線LANアクセスポイントにも対応している。
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