日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は10月1日、消費者向けプリンターの新製品3シリーズ7モデルを発表した。プリンタ機能に加えコピー、ファックス、画像スキャンの行える複合機を4製品リリースして拡充するほか、無線LAN対応モデルも用意する。
各モデルの主な仕様は以下の通り(括弧内は店頭発売時期)。価格はすべてオープンとする。
【複合機:PSCシリーズ】
無線LAN機能(IEEE 802.11b)を「業界で初めて標準搭載する」(同社)複合機。10/100Base-TX有線LAN接続も可能。メモリカードからの直接印刷、ビデオアクションプリント、自動両面印刷、縁無し印刷などに対応する。印刷機能は解像度4800dpiで6色。スキャナーは1200dpiのCCD。
HP PSC 2550 Photosmartからネットワークとビデオアクションプリント機能を除いたモデル。
メモリカードからの直接印刷が可能で、自動両面印刷にはオプションで対応する。印刷機能は解像度4800dpiで6色。スキャナーは1200dpiのCCD。ファックス機能はない。
「2003年9月時点で世界最小」(同社)の複合機。HP PSC 1210と同じサイズで、印刷速度をモノクロ17ppm、カラー12ppmに高速化した。メモリカードからの直接印刷に対応。印刷は6色。ファックス機能はない。
【単機能プリンター:Deskjetシリーズ 】
無線LAN(IEEE 802.11b)標準で搭載し、10/100Base-TX有線LANにも対応。印刷は6色または4色。
印刷機能は4800dpiで6色、モノクロ19ppm、カラー14ppm。縁無し印刷に対応。
【フォトプリンタ:Photosmartシリーズ】
同社初のA6フォトプリンタ市場向け製品。重量は1.3kgで、「どこへでも持ち歩いてデジタルカメラの画像印刷を手軽に楽しめる」(同社)。CF、Smart Media、メモリスティック、SDカード、xDピクチャーなどのメモリカードに対応する。
なお同社は、これら7製品の販売を10月8日にHP Directplusで始める。
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