米Hewlett-Packard(HP)は米国時間9月17日、データの作成から削除まで包括的にデータを管理する企業向けソリューション、ILM(インフォメーション・ライフサイクル・マネジメント)を発表した。
HPは「企業内にある膨大な量のファイルは業務データの変化とともに絶えず変化しており、いくつもの業務上および法律上の規則の適用を受ける」と説明する。同社のILMソリューションは、企業が積極的にデータを管理し、保管規則遵守やリファレンス情報の価値抽出を可能とすることで、変化に対する対応力を向上できるという。
同社は、自社およびパートナ企業のハードディスク装置、テープストレージ、光ストレージなどさまざまなストレージ技術やソフトウェア、サービスを統合し、ILMソリューションとして提供する。
同ソリューションの主な対応課題は以下に示す3項目。
当初同社は、金融サービスと医療分野に重点を置いて同ソリューションを展開し、その後対象をライフサイエンス分野や公共分野に拡大する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス