アスクル(岩田彰一郎社長)とSAPジャパン(藤井清孝社長)は9月24日、国内における間接材電子購買分野のソリューションにおいて協業することに合意したと発表した。
これによって、SAPジャパンが提供する購買・調達システム(EBP)を導入している企業は、アスクルが取り扱う文具、生活用品などの消耗品間接材を購入することが可能となる。企業は、間接材における購買業務の効率化を行い、コスト計画や統制などの購買管理力強化を図ることができる。
今回の協業は、これまで両社が目指してきた戦略的購買のシステムモデルを促進するもので、SAPジャパンの国内企業への戦略的購買ソリューション導入の実績に基づいた豊富なノウハウと、アスクルが蓄積してきたオフィス用品販売におけるノウハウの集積によって、より進化した企業購買システムを実現していく。
今後両社では、共同セミナーの開催や拡販協力などを行いながら、アスクルがもつ幅広い間接材コンテンツと、SAPジャパンが提供する「mySAP SRM」の豊富な購買管理機能を融合し、企業購買業務全体の改革実現に向けたソリューションの提供を積極的に推進していく考え。
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