日本AMD(堺 和夫社長)は9月9日、同社のサーバー/ワークステーション向けプロセッサ製品群に「AMD Opteronプロセッサ モデル846」および「同 モデル146」を追加したと発表した。両プロセッサとも、法人ユーザのニーズに応じた64ビットアプリケーションへの移行を可能にするとともに、先進の32ビットアプリケーション性能を提供する。
「モデル846」は、4ウェイ/8ウェイのサーバーに対応し、大規模データベース、業務処理、意思決定サポートなど、高い処理性能と膨大なメモリ容量を必要とするアプリケーションに、IT管理者が求めるパワー、性能、信頼性を提供する。拡張性にも優れており、32ビット/64ビットアプリケーションに高い処理性能を求める大企業や高性能コンピュータセンターの投資を保護し、優れた柔軟性を実現する。
「モデル146」は、大容量のメモリとスケーラブルな入出力機能が特徴で、デジタルコンテンツ・クリエイターやプロのエンジニアといったエンドユーザがワークステーションに求める最先端性能を提供する。
米AMDのマーティ・サイヤー副社長兼マイクロプロセッサ・ビジネス・ユニット担当ジェネラル・マネジャーは、「今回の新プロセッサ2製品は、ユーザーが最もよく使用するアプリケーションに向けて、業界最高の処理性能をもつx86プロセッサベースのサーバーを実現する。また、モデル146の投入によって、ワークステーション市場の再活性化を目指す」と述べている。
価格は、「モデル846」の1000個ロット時単価が39万9875円、「モデル146」の1000個ロット時単価が8万3625円。
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