ソニー、「バイオ」のラインアップ一新、フルカスタマイズ販売も開始

 ソニーマーケティングは9月9日、パーソナルコンピュータ「バイオ」の新製品として、9シリーズ(デスクトップ型4シリーズ、ノートブック型5シリーズ)43モデル(うちソニースタイルモデル15モデル)を9月20日から順次発売すると発表した。価格は、すべてオープンプライス。

 ラインアップは、「バイオRZ」8モデル、「バイオHS」7モデル、「バイオW」2モデル、「バイオV」3モデル、「バイオノートGR」10モデル、「バイオノートFR」3モデル、「バイオノートZ」3モデル、「バイオノート505」4モデル、「バイオノートTR」3モデル。

 今回のラインアップでは、新機種として「バイオV」を投入した。「バイオV」は、映像の楽しみをコンパクトな15型液晶一体型のボディに満載した新シリーズで、オリジナルソフト「Giga Pocket」とハードウェアMPEG2エンコーダー、DVD−RWドライブを搭載し、テレビ録画やオリジナルDVD作成などを手軽に行うことができる。上位モデルには、「Microsoft Office Personal Edition 2003」をプリインストールし、白黒2色のカラーバリエーションを用意した。

 このほかのモデルの特徴としては、従来バイオノートのみで採用していた、高輝度/高コントラスト/広視野角/低反射の「クリアブラック液晶」を、一部のモデルを除くデスクトップ各機種で採用。

 また、ノートでは、「バイオノートZ」、「バイオノートTR」の各シリーズでラインアップ数を増加したほか、「バイオノート505」はPentium M系プロセッサを採用して高性能と長時間駆動の両立を図っている。さらに、モバイルノートの多くの機種で、新たにIEEE802.11g方式のワイヤレスLANに対応。「バイオノートTR PCG-TR2/B」については、IEEE802.11a/b/gの3方式のワイヤレスLANに対応している。

 なお、フラッグシップモデル「バイオRZ」に関しては、eコマースサイト「ソニースタイル」においてフルCTO販売を開始する。バイオにおけるフルカスタマイズ仕様での販売は今回が初めての試みとなり、ユーザーはディスプレイの選択肢を含め、約30万通りの組み合わせから自分に合った仕様で購入することが可能となる。すべての組み合わせに3年間修理サービスを付属する。

ソニー
「SonyDrive」
「ソニースタイル」

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