メディアスティックは、利便性と安全性を兼ね備えた「メディアスティック」システムを利用し、物流と決済を一体化した「携帯銀行」構想実現に向けて動き始めたと発表した。
「メディアスティック」システムは、NTTドコモのデジタルカメラ付き携帯電話を使って印刷物やパソコン画面上にある2次元コード「MS-MARK」を撮影するだけで、簡単に資料請求や商品購入、代金決済などのアクションを完結できる技術。
経済産業省IPAの「先端的戦略的ソフトウェア開発支援事業」および「重点領域情報技術開発事業」、e-Japan[電子政府情報セキュリティ技術開発事業]などにも選定されている。
今回同社が発表した「携帯銀行」は、カメラ付き携帯電話を銀行として使用するための基本構想。「メディアスティック」システムの技術を、商品購入などの代金決済までに拡大することによって、カメラ付き携帯電話一つで買い物から代金の支払までが完了する「手のひらの上の銀行」の実現を目指す。
同社では、今秋以降、複数の銀行との提携を視野に入れ、サービス提供体制の構築を開始していく。今後1年以内にサービス提供を実現していく予定。
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