ニイウスのグループ企業でLinuxとIAサーバー事業の中核を担うUDB LINUXジャパン(目次徹也社長)は9月2日、ソフトブレーン(宋 文洲会長)と、営業プロセスマネージメントソフト「eセールスマネージャー」の販売について提携し、Linux上で動くSFA(営業支援)ソリューションとして販売すると発表した。
「eセールスマネージャー」は、先進的な営業スタイルに向けて、「ProcessManagEngine」という汎用性の高いエンジンを搭載し、企業全体の効率改善を実現するシステム。文章入力に頼らない情報入力方式によって、PCだけでなく携帯電話やPDAからも素早く簡単な情報のインプットを可能にしたほか、情報の客観性の向上と数値化も同時に実現した。
また、マーケットや商品の変化、組織改変にあわせ、営業活動で収集すべきデータや営業プロセスを素早く変化させられるよう、簡単にDBや営業プロセスの設定と変更が行える高い柔軟性を備えている。
UDB LINUXジャパンでは、企業の経営課題を解決するソリューションとして、ソフトブレーンの製品がLinux対応ソリューションのラインアップに必須と判断。一方、ソフトブレーンでは、UDB LINUXジャパンのLinux対応ソリューションに適用し、営業力を強化することで市場でのさらなる普及が図れると考え、今回の提携に至った。
参考価格は、「SFAソリューションセット」(ラックマウントIAサーバーとLinux、eセールスマネージャーライセンス)の最小構成で、約700万円から。
ソリューションの販売とサポートについては、UDB LINUXジャパンが中心となり、中堅企業や地方の企業に対しても積極的な販売活動を展開していく予定。ニイウスからも直販で大手企業に販売活動を行っていく。
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