エルピーダメモリは9月2日、インテルキャピタルから27億円の出資を受けることで合意書に署名したと発表した。出資は、インテルキャピタルが無議決権株式を取得することで行われる。
今回の出資を受けてエルピーダメモリでは、DDR2 SDRAMなどの高性能DRAM製品の生産立ち上げを加速する予定だ。同社は、2003年6月にもインテルキャピタルから約120億円の出資を受けている。「今回提案された出資は、エルピーダが、既にコンピュータやサーバでの使用が始まっている、次世代DDR2 SDRAMの製品化に向けて利用される」と、同社の坂本幸雄代表取締役社長兼CEOはコメントしている。
エルピーダメモリは、日本をはじめ、北米、欧州、アジアに販売・マーケティング拠点を持つDRAM製造メーカー。1999年12月20日に日本電気と日立製作所の合弁会社として設立され、2000年4月から操業を開始している。
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