日本電気(NEC)は8月28日、コンテンツ配信システムの最新版「StreamPro/WM9S−DRM Ver1.0」を同日から販売すると発表した。別途販売のストリーム配信管理ソフトウェア「StreamPro/WM9S−Plus」と合せて動作する。価格は合計で113万円。
ISP事業者やASP事業者への導入や、自治体などの議会中継や住民サービス、企業内でのeラーニング、幹部講話といった用途に向ける。3年間で150ユーザへの提供を見込む。
StreamPro/WM9S−DRMは動画・音楽・ライブ映像などのデータを、受取側が逐次再生可能な形(ストリーミング形式)で配信するシステム。新製品では「Windows Media 9シリーズ」向けコンテンツに、著作権保護を行う機能をパッケージ化している。これには、コンテンツの暗号化、視聴可能期限・回数を設定したライセンスの発行、発行履歴の管理といった機能が含まれる。
「提供価格を抑え、またサーバマシンにインストールするだけで利用できるため、個別にシステム構築を行う場合に比べ最大1/10の低コストで著作権保護機能を導入可能にした」(同社)
また、オプション製品となるサーバソフトの新版「StreamPro/DistributionSystem Ver3.2」も同時に販売する。新たにIPv6環境と、Windows Server 2003のOS環境に対応した。価格は320万円。
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