電子情報技術産業協会(JEITA)は8月28日、2003年7月の国内民生用電子機器出荷実績を発表した。7月の出荷金額は1716億円で、前年同月比3.1%増。前月比も2カ月連続してプラスとなった。
出荷金額を分野別にみると、映像機器が前年同月比31%増の971億円となり、3カ月ぶりにプラス成長した。一方、音声機器は同10.8%減の190億円。2000年3月以来マイナスが続いている。カーAVC機器は、カーナビゲーションなどが好調で、同9.0%増の556億円。プラス成長が11カ月目を更新した。
出荷台数を見ると、映像機器のうちPDPは同7.3%増の1万6000台、液晶カラーテレビは同57.5%増の11万9000台、DVD録画再生機は同168%増の12万1000台と、依然堅調に推移している。しかしカラーテレビ全体の約8割を占めるCRTテレビが14カ月連続で前年割れを続け、7月の出荷台数は同11.8%減の58万8000台となった。ただしハイビジョンテレビだけはプラス成長で、同20.1%増の3万3000台となった。
アナログビデオデッキは同34.4%減の23万5000台。1月からの累計出荷台数では、好調のDVD/ビデオデッキとの差が71万台になった。ちなみにDVD/ビデオデッキの出荷台数は、DVD録画未対応の機器も含めて37万9000台。前年同月比18.4%増である。
音響機器は、ポータブルMDプレイヤーが21万7000台と、同5.4%減、3カ月ぶりにマイナスに転じた。主要製品の中ではステレオセットだけがプラス成長し、同4.6%増の18万5000台となった。
堅調を続けるカーAVC機器も、カーナビゲーションの同35.4%増の30万5000台を除けば、軒並みマイナスである。特にカーMDやカーラジオなどの音響機器は「厳しい状況にある」(JEITA)という。
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