マイクロソフト、「Office Visio 2003」日本語版を発売

 マイクロソフト(マイケル・ローディング社長)は8月27日、ビジネスグラフィックスソフトウェア「Microsoft Office Visio 2003」日本語版のボリュームライセンス製品を9月1日に、パッケージ製品を10月24日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。

 新製品は、ビジネス文書で必要となるさまざまな図やチャートを手軽に作成できるビジネスグラフィックスソフト。業務フローチャートや組織図、オフィスレイアウト図など、文字や数値だけでは表現できない図表を効率的に作成することで、効果的な情報共有と生産性の向上を実現する。

 最新版では、ビジネスプロセスマネジメントをサポートする機能を拡充し、経営改革手法として企業で注目されている「Six Sigma」や、品質保証に関する国際規約である「ISO 9000」などの文書作成にすぐに利用できるテンプレートや図形を追加した。

 また、「Microsoft Office System」の一製品として、ほかの「Microsoft Office System」製品との連携機能を大幅に強化するとともに、XMLなどの標準規格への対応を強化し、データフォーマット変換機能の向上を図っている。

 ラインアップは、「Microsoft Office Visio Standard 2003」と「Microsoft Office Visio Professional 2003」の2製品。

 「Visio Standard 2003」は、すべてのビジネスユーザーを対象としたビジネスグラフィックス作成ツールとして、標準的なOfficeのデスクトップ環境を補完し、ビジネスプロセス関連図、フローチャート、組織図、タイムラインなどを効率よく作図することができる。

 「Visio Professional 2003」は、IT担当技術者やエンジニアなどを対象として、「Visio Standard 2003」のすべての機能に加え、ネットワーク図、データベース図、ソフトウェア図、Webサイト図、フロアプラン、電気電子回路図、空間設計図などの作成に必要な機能を揃えている。これによって、ビジネスや技術分野で必要となるさまざまなグラフィックスコミュニケーションをサポートする。

マイクロソフト
「Microsoft Office Visio 2003」

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